センター試験は基本的に毎年似た傾向の出題なので、あくまで「今まではこうだった」という分析に基づく解説です。
出題傾向や問題の配置が換わる可能性があることは、常に頭に入れておいてくださいね!
今回は数学1A第2問。
ここ3年の数学1Aでは、第2問には、三角比とデータの分析が配置されています。
★「青本」2019年数学 | ★「赤本」2019年数学 |
三角比は以前は独立した大問で配点も30点程度ありましたが、現行の数学1Aではほぼ半減となっています。
また、重心や円の性質と関わる部分は、選択問題の第5問に移動した形となりました。
第2問の三角比では、三角比の値、正弦定理・余弦定理、面積を中心とする出題となっています。
参考図が与えられていない場合は、自分で図を描きながら条件を把握して、ひとつひとつ出せるところを出すことが大切です。
データの分析は、約15点の配点で、選択肢の意味を取り違えなければ、常識的な判断で正解できる問題もあります。
ただし、分散や標準偏差、相関係数の求め方は、ちゃんと練習して覚えておいた方が良いです。
データの分析の単元は、用語と公式を覚えていれば簡単だし、覚えていなければお手上げ。という単元です。数学2Bや物理などの他の分野に応用する部分がほとんどないので、この分野は必要に応じて取り組めば良いと思います。
次回は第3問のポイントを掲載予定です。
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